fc2ブログ

ステンドグラス1

2011.01.31.16:14

ステンドグラスは奥が深く教会では厳かな空気の中に神秘的
な光を放っています。
那須高原のお気入りセントミッシェル教会には何度か足を運びました。
ステンドグラス教室も盛んでホームセンターで材料や完成品も
売られていて楽しむことが出来ます。
建築の世界ではアメリカから輸入されるドアにステンドグラスが
使われています。
私の関わった輸入ドアのステンドグラスを紹介したいと思います。

ドア回り収め縮小

アメリカのドアです。
北欧の住宅を手掛けている私にとってはスッキリとした幾何学模様が
とても新鮮で北欧のナチュラルなドアと対照的に素敵なドアです。
腰壁もドアの重厚さに合わせ色と形をデザインしました。

ステンド5縮小


フィックスの窓です。
光によりステンドグラスの鮮やかさが変わります。
郷愁を誘うのはなぜなのでしょうか。
幾何学模様の中に自然の形態から生み出される形が潜んでいるからでしょうか。

稲穂ガラス縮小

一番好きな物の1つガラスを型に流し込んで作った様な
麦の穂のガラスのレリーフ。
このレリーフを見るたびに大きな自然の恵みを感じます。
麦一粒一粒としっかりした茎に束ねられた麦の穂。
大地を耕し続けた先達の思いと力強さを感じてしまいます。
“ミレーの落穂拾い”を思い出す位の感動を与えてくれます。
幼い頃、お米の一粒の大切さを教わりながらもこのガラスのレリーフ
を見てやっと理解出来た思いです。

このガラスドアは高価な物です。
ですから私が使うことは今後は無いと思います。
でも日本の何処かで同じ様に感動を与えてくれるガラスに出会える
楽しみはあります。
私の住むこの国は自然を敬い自然と共に生きる事の喜びを
分かち合う人々の住む国と思うからです。

プロフィール

woodwork

Author:woodwork
ウッドワークプランニング公式ブログへようこそ♪

最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク