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東京ステーションギャラリーにてシャガールの三次元の世界を観ました。

2018.02.01.11:33

東京駅に下りシャガール展を見ました。シャガールは妻ベラを愛し
多くの作品を残したことから”愛の画家”と呼ばれています。

シャガール1

シャガールの絵はとても優しく牧歌的で愛に溢れています。
ロシアに生まれ、ロシアの美術学校で学びパリでゴーギャンやキュビスム
の影響を受け独自な絵画を築きました。
ナチスドイツの手を逃れアメリカに移住しました。ユダヤ系であり廃退芸術
と見られたからです。
今回は彫刻、陶芸などの作品が多く展示されていました。
彫刻家や陶芸家から見ると作品はどのように映るのでしょうか。
シャガールそのものではあり興味深い作品群でした。

初めての東京ステーションギャラリーは入った瞬間から良いなと思いました。
重要文化財に指定されている東京駅のレンガの壁がそのままむき出しに
壁のレリーフとして力強く心に残りました。

シャガール2

近代的な精緻なアクリルの案内板と荒々しい年月により風化したレンガの
調和がとても綺麗に見えます。
日本人の美意識”わびさび”の世界を強く感じました。
そして出口には東京駅で使われたスチールの大きな受け金物が展示され
月の満ち引きをかたどった切抜きは当時の人の粋を感じました。

シャガール3

残しながら新たに創造することを感じた美術館でした。
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