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東京都庭園美術館でキスリング展”エコール・ド・パリの夢”

2019.04.25.15:06

和みスタイルの家のシステムを使い新たな試みの家を受注しました。
内装壁にドライウオールからクロスを使う為、クロスメーカーの
ショールームに行きノリや自然素材のクロスを近いうちに見学
させて頂こうと思います。
せっかく東京まで行くので美術展を調べていたら”キスリング展”を
東京都庭園美術館で行っているのを知りました。
私の知らなかった美術館で旧朝香宮邸を美術館として使用していて
国の重要文化財に指定されています。
朝香宮ご夫妻の熱意と日仏のデザイナー技師、職人の総力を
挙げた芸術作品と書かれていますから建築そのものにも期待してしまいます。
昭和初期のアール・デコ様式を見られる貴重な存在です。
アール・デコとアール・ヌーボーはまったく違う直線と曲線様式で
好みは後者かなと思いますが時代の必然を感じます。

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庭園美術館という事もあり庭園を観賞するのも楽しみの一つです。

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キスリングの生きた時代は第一次世界大戦後のモンパルナスの絵画の
花咲いた時期、ピカソ、ブラック、モディリアーニ、パスキンなど新たな
絵画が作られた時期です。そして藤田嗣治もその中の一人でした。

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一人の女性キキの芸術家との奔放な出会いが貧しい画家達を
目覚めさせました。”モンパルナスのキキ”好きな作品の一つです。
美人とかスタイルが良いわけではないのですが”芸術の女神”
的な魅力に溢れていた女性と思います。

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藤田嗣治を有名にした”寝室の裸婦キキ”もその一つです。
藤田作品の価格は当時80フランでしたがこの絵画は8.000フランで
取引されました。100倍の値段ですから驚いた事でしょう。

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絵画の歴史を勉強したわけではないので感想も間違いも多いと思います。
不思議と西洋の絵画に惹かれるのは何故なのか不思議に思います。
人が中心ではかない人の苦悩と愛が現れているのかもと思ってしまいます。
これからも色々な世界で新たな作品が作り続けられて行くでしょう。
今回、東京に行く目的は壁に貼るクロスです。くれぐれもクロスです。
クロスの世界もどの様に変わっているのか楽しみです。

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